きす・し～んで、ペン入れの練習。

基本、デジタルで絵を描く時は下描きから一貫してデジタルで描きます。下描きや下絵をアナログで描いて、スキャナで読み込んでデジタルで仕上げるという、ハイブリッド方式は使わないのですが、コミスタでコママンガを描く練習がてら、以前載せたA5コピー用紙に鉛筆で描いた落書きを、コミスタに読み込んでペン入れしてみました。
（鉛筆描きの落書き掲載記事は→こちら。2コマ目をカラーイラストにしたので、オマケで載せたのでした。）
描いてみた結果、デジOnlyと、ハイブリッド…どちらも一長一短だなぁ…という感じ。

鉛筆で描き散らしている“落書き”は、本編用に思いついた場面や台詞を思いついたまま取りあえず絵にしてみる目的で描いている絵コンテみたいなものなので、本編で採用されない可能性も高いのですが。。。
常々本編はシリアスだと主張しているのが、更に疑問視されそうな感じですが…たまには、こういうコミカルな場面もあるんですよね。 ――ちなみに、“番外編”と、“本編”のギャグ場面、どこが違うかと言うと…本編ではサリナスは決して3頭身になったりしないこと、かな？(笑)

…以前、元の“落書き”をご覧になった方はご存知かと思いますが、ヤロー同士のきす・し～んがありますので、そういうのが一切NGと言う方はスルーしてください。（逆に、BL的なものを期待されると期待ハズレですが…；）

（注：並びは、見開き状態になっていますので、右から左に見てください。※クリックで拡大表示。）

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【作画ツール：ComicStudio Pro4】

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それにしても、この場面はサリナスのまともな顔がない…；
いつも、レイアスに対しては強気なサリナスが、逃げ腰なのも珍しいし、レイも当然こんな楽しい逆襲の機会を見逃すわけがないし。（レイは帰宅してすぐに何があったか察して、面白がっていぢわるしてます。）
エレニアのキスに動揺したところへ、レイが畳み込むように追い討ちをかけ、すっかり思考停止状態…。

サリナスは妙にガードが甘いところがあって、周囲が面白がって仕掛けてくる（大佐は本気モードですが…；）ことが多く、相手が野郎の場合は速攻殴り倒すのですが、この嫁はいつも絶妙な間合いでボケをかまし、サリナスはタイミングを狂わされます。サリナスは、この嫁が嫌いじゃないけど、苦手・・・。
そして、もっと苦手なのが、この夫婦の愛娘アン･グレース。
アンは少しでも長い名前を省略して呼びます。「サリィ」と言うのはサリナスのことで、「フゥ大佐」というのは、サリナスの天敵のフヨルゲネス大佐。
サリィはフゥ大佐が大っ嫌いなんですが、逆はそうじゃないところが確執の一端にあったり・・・（笑）

・・・しかし、ますます、「本編はシリアスなんですよ！」という主張が嘘くさくなってしまいそう…；
そもそも、こういう場面は、無敵で強気で超エリートなサリナスのお茶目な一面を垣間見せるためにあるので…肝心のカッコイイ場面を出す前から晒してはいけないものなんですけどね…；

 　

タグ：ComicStudio らぶ・し～ん コママンガ @ｻﾘﾅｽ×ﾚｲｱｽ @ｱﾝ @ｴﾚﾆｱ @ﾚｲｱｽ @ｻﾘﾅｽ きす

コメント 8

やった一番乗り！
おはよう御座います、七不思議です☆
素敵漫画～＞＜///
なんかサリナス殿が苦労人に見えてきたｗ
無事に晩御飯は食べれたのでしょうか＾＾；
by 七不思議 (2010-05-09 08:51) 

■七不思議さま■
この最強の嫁＆娘は、無敵のサリナスを翻弄できる唯一の存在と言っても過言ではございません。
何だかんだ言いながらも、このお宅はサリナスにとって素を晒してリラックスできる場所なので、
家族ぐるみでいじられながらも、暇があると入り浸っているのです。
勿論、この日もおいしい晩ご飯にありつけたと思います。
by くま・てーとく (2010-05-09 18:44) 

すごいな～
私なんてアナログな人間なんで、ペンいれはペン先にインクつけて・・・なんですね。
時代遅れですね～
by ふぢた (2010-05-09 23:05) 

■ふぢたサマ■
私もアナログ人間です…；デジタルを使い始めて2年ちょい。いまだにペンタブには苦戦しています。
なんせ、その前１０年以上アナログ（基本、墨で丸ペン）でマンガ描いてましたから…；
ずーっとアナログで描いていたのですが、トーン処理に凝りだしたせいで、トーン貼りに1コマ10時間かけてしまうコマもあったりして、量産体制にすべくデジタルを取り入れたんですよ。
やはり描線の表現力はアナログの勝利だと思いますが、トーン処理はデジタルが圧倒的に楽…。
今回のふざけた4ページも、このトーン処理をアナログでしたら大変な作業量だと思います…；
描こうとしているマンガの主人公の髪が25%トーンだと言うのも、デジタルに移行した大きな理由です。
主人公の頭がトーン頭（しかも、ふわふわ巻き毛）だと、アナログだと死にますよね…(笑)
by くま・てーとく (2010-05-10 00:27) 

こんにちは、いきなり4ページもupされていたので
驚きました！面白いです！
ちゅうはいいですね、特に美形さん達のちゅうは。最高です。ごちそうさまでした（ペコ
トーンワーク、参考にさせて頂きます！

by ゆうき (2010-05-16 16:14) 

■ゆうきサマ■
なかなか本編を描き始められないんですが、とにかくペン入れをしたいっ！ということで、鉛筆で落書きしてる一場面を練習で描いてみました。ちょうど4ページで一段落してる場面なので練習にはちょうどいいかな、と。（この場面の前後がどうなってるかは、本編描いてからのお楽しみ？）
サリナスは無敵の艦隊司令で、艦隊の守りは鉄壁なのに、何故か自分の唇のガードは甘いんです。
…まぁ、それは、私がちゅうを描きたいからってだけのことなんですけどね～(笑)
実は、アナログ時代も、これと同様のトーンワークしてて、死にかけてました…デジタルって、素晴らしい。アナログだったら、この4ページ描くのに数週間を要するところです；（殆どがトーンワークで；）
by くま・てーとく (2010-05-16 20:57) 

デジタルになると勢いが消えちゃうかな、って思ったんですが、そんなことはなかったですね！
提督殿の色っぽい線画が動いてる……！！と思ってしまいました。
トーン、１，２回使ったことがありますが、手間がかかりますよね；　デジタルだと、削ったりも手軽に出来るんですか？？
by アマカワ (2010-05-17 02:55) 

■アマカワさま■
ペン入れの練習にしても、よりによって、何て場面を…って感じですが；
コマによっては、元の鉛筆画の方が好きなものもあるんですが、やはりペン入れすると、睫毛とか細かい線が描けるし、レイ一家がちゃんと金髪になるし、トーン処理するので立体感が出るしで、楽しいです♪
アナログのトーン処理は大変ですよ。力の加減を間違うと、原稿まで切り抜いてしまったりするし。。。
デジタルだと、アナログでは不可能な貼り替えも出来るし、削るのも簡単です。しかも、削りすぎたら戻せるし（それも、アナログでは絶対無理。）
by くま・てーとく (2010-05-17 12:38)